味のあるビジホに泊まるついでに東海道をちょっと歩いた件

こんにちは。ットム・クルーズです。

私、30年以上キャンプツーリングを楽しんできたのですが、近年のキャンプブームでキャンプがやり難くなったので、最近はビジホ泊を楽しむようになりました。レトロな味のあるビジホで。

Googlemapで探すと、ほどほどの街にはチラホラとレトロ風味なビジホがあるもので、今回は三重県亀山市のビジホに行くことにしました。ただビジホに泊まるのもちょっと罪悪感があるので、東海道の宿場の一区間をあるいてきました。

関駅の駐輪場にクロスカブを置いといて、いざ出発!

関の宿場は意外と人が少なかったです。山裾の道のせいか、アップダウンがあります。

 

●関の小萬のもたれ松
お母さんが果たせなかった仇討ちを、娘が果たしたということですな。

宿場町の裏側は、のどかな田園風景です。

川沿いの道を進むと、高速道路の高架が見えてきます。

真夏日なので暑いから、高架の下でしばしの休憩。

道路から鉄道を越えるクランクな高架。歩道橋ではなく、車道です。

高架を降りると再び街道に入ります。

ちょっと急な坂道を登り、しばらく行くと、野村の一里塚があります。

でっかい木!

一里塚のところで、リヤカーを引きながら東海道走破を目指す、若いカップルに出会いました。ハイテンションな元気な若者たちでした。
日本橋を出発して70日目だそうな。
元気やね〜(写真撮らせてといえばよかった…)

 

一里塚を後にして坂を登ると、京口門跡の説明板が出てきます。よく分からんけど崖だったみたい。

 

めちゃ暑い中をモクモクと歩き続け、気がつけば亀山城址のとこまで来てました。

でっかい外堀とその工法の説明板がありました。盛土の中はシガラミでガッチリ固めてるそうです。

亀山城の多聞櫓です。城下がよく見えます。

 

時間はいつの間にか13:00。お腹がすいたので食堂へ向かいます。

途中、見たことある旅館が…
あ〜、10年近く前に、自転車で関ヶ原駅から鈴鹿山麓の道を南下しながら走ったときに泊まった宿だ。「三笠館」といいます。懐かしい〜

大安食堂に到着。味あるね~

味噌焼きうどんを注文。定食しかないみたいだけど、なんで?でも食べて納得しました。

美味しかったです。甘めで濃厚な味でした。ご飯によく合います。ていうか、ご飯がないと辛いかも。炭水化物をオカズに炭水化物を食べるのですが、お好み焼き定食が好きなので、全然イケます。炒飯定食(炒飯をオカズに白飯を食う)よりはアリと思います。

大安食堂から少し歩けば亀山駅関西本線に乗って、関駅に戻ります。クロスカブを取りに行かねば(食堂で危うくビールを注文するところでした)。

1両編成のバスみたいな電車(汽車?)にゆられること約6分、関駅に到着です。

クロスカブが駐輪場で待ってました(粗大ゴミじゃないよ)。

 

関駅から、歩いたのと同じ道を通って亀山まで走りました。途中、一里塚で出会った。リヤカーカップルとすれ違い、ヤエーを交わしました。
なんかうれしかった。

 

スーパーで夕食の買出しをして、ビジホにチェックイン!
「亀山第一ホテル」


味あるね~

赤いカーペットがレトロ感あるね〜

ナントカ第一ホテルってとこは、味がある場合が多い気がします。

シングルの客室。セミダブルベッドらしい。床のカーペットが元の色が分からんくらい変色してます。やるね~


エアコンは3段階調節。一番強くしたら寒かった。

出た!手動シャワートイレ!ダイヤルで水量調節するやつ。めんどうだけど、機能は十分。

ビジホの一人宴会最高です。ついつい飲み過ぎます。そんなこんなで夜が更けていくのでした…

翌朝、窓をあけたら普通に雨。聞いてないよー!
そそくさと7:00に出発し、レインウェアを脱ぐのが面倒だからまともな休憩もせずに、午前中には余裕で帰宅したのでした。